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ダナヨーガ、木星、11室
「Predicting Comprehensively Through Divisional Chart」V.P.Goel著によれば、 分割図でダナヨーガが形成されている時の一般的解釈としては、数が多いことを表しているようである。

例えば、サプタムシャ(D7)であれば子供が多い、チャトゥルシャムシャ(D4)であれば、多くの財産、多くの住居(家)という解釈になるようである。

これと似た考え方として、木星は数が多いことを表すと言われている。

例えば、7室の木星なら多くの配偶者、パートナーであり、4室に在住していれば、複数の家を持つという解釈が出てくるようである。

もし12ハウス中、ダナヨーガ的な象意を持つハウスを一つ選ぶとすれば、おそらく11室になると思われる。

11室が強い結果としては、多くの収入源を持つという象意が出てくる。
あるいは多くの友人という象意も出てくるかもしれない。

つまり、ダナヨーガ、木星、11室というのは、同じ範疇で括ることの出来る象意を持っており、それは豊穣さ、数の多さである。

インドの古典に精通した占星術師が「複数の」とか「多くの」という言葉を用いた格調高い予言を述べる時、特に複雑な要因を見ているのではなく、これらの意外に単純な事実によって解釈をしているのではないかと思われる。

おそらく重要なことは単純な事柄に関する詳しい知識なのである。



ニーチェについて
以前、本屋で立ち読みをしていて、ふと『図解でよくわかるニーチェの哲学』(中経出版 富増章成著)というピンク色の読みやすそうな本が目に留まって、ニーチェの思想と経歴が簡潔にまとめられているよい本だと思えたため、購入して家に置いておいた。

最近、ニーチェ本が何冊か出版されており、2010年〜2011年にかけて、
ニーチェブームが起こっていて、著作も100万部を超えたそうである。
http://nietzschewords.jp/

それはおそらく、木星と土星がニーチェの出生図の5−11室の軸で5室の支配星や11室の支配星にダブルトランジットしていたからであると思われる。

昨年はニーチェの解説本が出版され(5室)、高い評価を受ける(11室)ことを表していたのである。

マリリン・モンローもそうだが、人は死してなおその出生図は生き続けるのである。


経歴を検証してみると、チャートとの対応で数々の事実関係が解釈できる。

FriedrichNietzsche_chart.gif


例えば、ニーチェの父親はキリスト教・ルター派の牧師であったが、ニーチェが5歳の時に玄関先で転んで頭を強く打ち、35歳にして逝ってしまう。

ニーチェは父親の表示体である太陽が12室で減衰し、パーパカルタリヨーガで、土星からアスペクトされて傷ついている。

また9室支配の月は1室で減衰し、同じく減衰するラーフと接合しており、父親の表示体である太陽や9Lが弱くて傷ついている。


太陽は視力を表すが、その太陽がD1だけでなく、D3、D4、D7、D9、D10、D12、D27、D60などで減衰していて弱い配置にある。

ニーチェは強度の近視であり、また頭髪も薄いのである。

特にD3で太陽が減衰しているということは肉体面で太陽の弱さが出てくる可能性を示唆しているが、それはここで確認できる。

Nietzsche_dreshkana.gif


ニーチェには弟と妹がいたが、弟は幼くして亡くなってしまう。

D3を見ると、11Lの水星が3Hに在住して3Lで3Hの自室に在住する土星と接合している。3Lが3Hは弟、妹の存在の可能性を高めるが、11Lが3Hに在住しているので、兄弟姉妹のうち最年長か最年少になる配置が形成されている。

ニーチェは長男であることからこれも適用される。

末っ子の弟が2歳で亡くなってしまったのは、D3で3Hと3Lに8Lが絡んでいたからではないかと思われる。


偏頭痛持ちで、晩年は精神錯乱状態にあったというのも、1室で減するする月とラーフの絡みでよく説明できる。

元々肉体を表す1室で惑星が減衰して健康にはよくない配置である。

眼病、頭痛、胃の障害、猛烈な発作など、病に蝕まれて苦しんだことが記されている。

ラグナロードの火星が8室支配の水星と接合していることも、また肉体の表示体である太陽が傷ついていることも健康に問題が出る配置である。


このようにニーチェのチャートは個性的で特徴が多く、彼の身辺の事実関係とチャートの対応関係は非常に参考となる。

ニーチェは幼い頃は父親が牧師だった影響で、キリスト教に信頼を寄せ、周りから「小さな牧師さん」と呼ばれていたそうである。

聖書の文句や賛美歌をよく暗唱してそれが上手であったと妹のエリザベートが回想している。

また大学入学前のギムナジウム(中・高校教育機関)でギリシア・ローマの古典学習を進めたようである。

ニーチェの思想は、ギリシャ・ローマの古典から、キリスト教や、ゾロアスター教などの東洋思想まで、幅広い古典の知識に裏付けられた教養がその背景となっている。

ラグナ、月から見た5室に在住する自室で強い木星がこの古典の知識を表している。

この木星に対して、4室支配の土星がアスペクトしており、土星が絡むことで哲学的傾向を与えている。

更にこの木星と、11室で高揚する8室支配の水星が相互アスペクトしているが、8室支配の強い水星との絡みは研究にとってよい配置である。

この水星は明らかに古典解釈学を表しており、P.S.シャストリのジャイミニスートラにも、5室に絡む水星はミーマンサー(聖典解釈学)における専門家にすると書かれているようである。

また強い水星は詩的センスや、レトリック(修辞学)の才能を与え、ニーチェの独特な散文的な文体を作り上げたと思われる。

この木星と水星の5−11室の軸での相互のアスペクトが、哲学、思想の世界において、創造性を発揮し、高い評価と成功をもたらしたと思われる。

然し、ニーチェは既に16歳の頃に「もしとらわれのない自由な目でキリスト教の教義や教会史を眺めるならば、一般の考え方に逆らう多くの見解を表明せざるを得ないだろう」というキリスト教への疑いを示したと記されている。

この若さで、キリスト教的な世界観についての懐疑を示し、キリスト教の勉強も途中で辞めてしまったようである。

これは5室在住の木星が逆行していることが関係しているのではないかと思われる。
5室自室の木星は明らかにキリスト教の教えを表しているが、木星が逆行しているので、気まぐれな象意として表れてくるのである。

また木星はGK(グナティカラカ)でもあるが、これはニーチェが自らの思想の中で、キリスト教を批判し、最終的には、「ツァラトゥストラかく語りき」の中で、「神は死んだ」と宣言して、キリスト教的な世界観を放棄してしまう。

このキリスト教との奮闘が木星の逆行やGKとしてよく表れている。

またニーチェのラグナロードの火星は8室支配の水星と11室で接合して、5室にアスペクトしている。この11室で形成される6室と8室の絡みが5室にアスペクトして5室を傷つけている配置も、聖典解釈学など、分析的にキリスト教にメスを入れたと考えることが出来る。

6室と8室が絡むため、ここで物議が生じるのである。

火星は水星と絡むと、知的情熱をもたらし、思考のスピードを早くしたり、論理的でシャープな思考をもたらすようである。

ニーチェが、アポロンに対するディオニュソス、イエスに対するツァラトゥストラを生み出して、世間の常識的な世界観をひっくり返したのは、8室支配の水星の仕事である。

8室は法則を損失するハウスであるが、世界を構成する12ハウスの1つとして、また法則の一部でもある。

従って、8室の仕事とは何か法則をひっくり返すようなことをして、法則を機能させることである。

彼は、何故、真、善、美を求めることが正しいという前提があるのかと問い、アポロン的な秩序や価値の前提に疑問を提示し、またキリスト教によって与えられた道徳や価値観にも疑問を提示する。

世間に通用している常識というものを徹底的に鋭い懐疑の視線を投げかけることがニーチェの思想の特徴である。それは最終的に真理とは解釈に過ぎないとして認識論にも及んでいる。

ニーチェはマハダシャー水星、ケートゥ、金星期にほとんど全ての著作を書き上げ、マハダシャー太陽期になると、病状が悪化して、錯乱傾向が出て、母親の元で介護を受けて余生を送っている。

この時期になると、ニーチェは非常に高く評価されるようになっていたが、本人であるニーチェには、もはやそうしたことも分からなくなっていたようである。

友人がいなかったり、他者からの評価に苦しんだり、母親や妹との不和など、人間関係のトラブルが多かったのも、おそらく6室支配の火星と8室支配の水星が社交を表す11室で接合したり、6室支配の火星が家族を表す2室支配の木星や2室にアスペクトしているからである。

このように見ていくと、このニーチェの出生図は正しいのではないかと思える。


Nietzsche_varga.gif


自殺者の増加について
最近、内閣参与が自殺者が増加したのは、TVタレントの自殺の影響なども関係しているのではないかと発言して話題になった。

今年の5月に入ってから自殺者が前年比14%増と急に増えているようである。

確かにタレントの上原美優や俳優の田中実、そして元XJAPANメンバーや、歌舞伎俳優など、芸能人の自殺や自殺未遂などが相次いでいる。

そして、最近、ロサンゼルスで離婚協議中の妻が起こした戦慄するような恐ろしい事件も報じられている。

内田裕也の事件なども激しい感情的葛藤を伴っていた点で、そうした事件の範疇に入るかもしれない。

その他、数え上げればきりがないが、ニュースで報じられるものばかりでなく、私の身近でも、急に感情的にキレたり、体調不良で会社に来なくなったりといった事例など、いろいろ異変が起こっている。

ニュースを注意して見ていると、この2〜3ヶ月に起こった事件というのはこの手のものが多いのである。

この原因として考えられるのは、5月に入って、トランジットのラーフが蠍座(減衰の座)に入室したことである。

そしてトランジットの土星も蠍座にアスペクトしている。

従って、ラーフと土星が蠍座にタマスチックな強い影響を与えている。

動きの遅い、ラーフ・ケートゥ、土星、木星という惑星の影響を考慮すると、今は木星が土星にもラーフにも保護を与えていない状態で、12星座中、最も傷ついているのが、土星とラーフの影響を受ける蠍座なのである。

蠍座とはナチュラルゾーディアックの性質から考えて、8室に該当する為、最も根深い精神的苦悩を表す星座である。

従って、根深い感情的葛藤の末の自殺や自殺未遂、あるいは異常な暴力事件などが相次いでいるようである。

ここに来て、自殺者が増えているのは、決してタレントの自殺(報道)が原因なのではなく、むしろ、それは結果のうちの1つある。


【ノルウェーの爆弾テロ、銃乱射事件について】


ノルウェーの爆弾テロ及び、銃乱射事件も同じように、
ラーフが蠍座で減衰し、土星がアスペクトしていたことが原因である。

さらに最近は火星が牡牛座から蠍座にアスペクトバックしていることで、蠍座が強力となり、異常な実行力をもたらしたと思われる。

つまり、蠍座に土星とラーフと火星が絡んでおり、
蠍座の最も深い情念、執念がもたらした犯行である。

逮捕された犯人は極右思想の国粋主義者で移民に開放的な開かれた社会というノルウェーの政策に反発していたようである。

ネット上にはゲーム好きで独身の青年だと書かれている。

この人物が2009年から周到に準備を重ね、計画的に犯行に及んだことから、蠍座的な執念深さや集中力、持続性が見られる。

決して諦めないという長期に持続する目的意識というのは蠍座のものである。

逮捕された取調室でも「自分の犯行は罪ではない」「残忍だと認識しているが必要なのでやった」と発言していることから、完全に思想的、イデオロギー的な犯罪である。

ラーフは狂信的な思想や幻想をもたらす惑星であり、それが蠍座で減衰すると、かなり偏った思想を持つことがよく理解できる。

また水の星座であり、水の星座は右翼思想家の星座である。

感情的に古きよき時代というものに執着して変化を嫌うのである。

さらに付け加えると、犯人は熱心なキリスト教徒で普段は目立たないおとなしい人物だったようである。これも蠍座の特徴である。キリスト教は水の象意である。

外見的に何を考えているかは、外側からは全く分からず、静かでおとなしいが、
実は内心では激しい情熱、情念を秘めているのが蠍座である。

そういう意味で、マンデン占星術的なラーフ、火星、土星のトランジットから解釈したが、それが個人のカルマと絡みあうことによってマンデン占星術が扱うような国家規模、世界規模の社会事件として顕在化したのである。

このようにラーフ、土星、火星によって傷つけられた蠍座の象意による事件が、
様々に起きているのが最近の社会情勢である。


アンネシュ・ブレイビク容疑者(32)
norway.jpg





田中好子の山羊座ラグナ説撤回について
2011/6/5付の『田中好子のラグナについて再考する』で、
http://www.kanteiya.com/column/11/0605.htm

田中好子のラグナについて再度、検討した所、

彼女の夫婦関係や結婚生活、また弟の存在などの、
コラムを書く時点で分からなかった事実関係によって、
射手座ラグナの可能性の方がむしろ高いのではないかという結論に
至り、田中好子の山羊座ラグナ説を一旦、白紙に戻しました。

「山羊座ラグナが絶対正しい、自信がある」とお伝えした皆様に
お詫びして訂正します。

自分が正しい結論を導き出したという自信から、以前の5/21付けのコラムで、

「・・・従って、ラグナは正しいか正しくないかのどちらかしかないのであって、その中間はないという所から、占星術家にとって、ラグナに関する論陣を張るということは1つの命取りになりかねない危険な挑戦である。・・・」

「・・・従って、もしラグナの予想を外したくないのであれば、出来事とダシャーの対応関係をいくつかリサーチし、ダシャーもチャラダシャーやヨーギニダシャーなどを検討した上で、よくよく考えて、間違いないと思った段階でないと、発言することは危険なのである。・・・」

といった発言が、ブーメランのように私に跳ね返って来て、私に突き刺さって、痛いというのが今の心境です。

山羊座ラグナで絶対に正しいと思い、頑固に主張もしましたが、全く山羊座ラグナで正しいと思ったその自信が、新事実の検証によって揺らいだため、山羊座ラグナ説を撤回せざるを得なくなりました。

然し、今回、山羊座ラグナ説を主張したのは、田中好子の結婚がヴィムショッタリダシャー、チャラダシャー、ヨーギニダシャーを使ったコンポジットアプローチで説明できたことが大きかったのです。

然し、コンポジットアプローチで見るテーマが、結婚という1つだけでは確実ではないということがよく分かりました。

結婚だけに限れば、むしろ山羊座ラグナの方がチャラダシャーなどで綺麗に説明できるように思えるため、その辺りもやっかいな所です。


有名人のラグナ特定には、その有名人の過去の出来事の細部の詳細(ディテール)も含めた経歴情報、エピソードの収集がポイントではないかと思います。

特に今回、見過ごしていた田中好子の夫との夫婦関係、特に不倫・略奪婚と世間から評価されている結婚生活の事実を知った後では、山羊座ラグナであると主張することは難しくなり、むしろ、こうした夫婦関係が生じるのは、射手座ラグナでしかあり得ないと思います。

然し、慎重を期して、まだ他のラグナの可能性も検討しつつ、検証を続けていくこととしますが、ほぼ射手座ラグナだろうというのが今の時点の判断です。


判断というものは自分が現在、持っている情報や知識、識別力を元に行ないますが、あくまでも現時点で自分が持っている情報や知識、識別力に基づいて行なった判断の結果ということです。

そういう意味では、山羊座ラグナ説というのも、私の中ではその時点では確信に満ちたものがあったのですが、さらに事実関係(情報)が収集されてくると、その新たな事実関係が収集された段階での判断はまた変わって来ました。

(今回、コンポジットアプローチで1つのテーマを検証できただけでは不十分だということを経験したため、ラグナについて確信することはより困難となったといえます。従って、〜の可能性がある、〜かもしれないという表現を増やさざるを得なくなるかもしれません。)

然し、今後も、私はラグナの判断については、その時点での判断をなるべく言い切っていきたいと考えています。

そうすることでその判断や説に対する責任が生じ、また何故、そう思うかという論理構成についてもきちんと説明することにつながります。

そして、新たな事実関係の収集や知識の習得によって、現在の考えを維持することが出来なくなれば、それを正直に明らかにすればいいと考えます。

その思考の流れやロジック(論理)について明らかにするということが、最も重要なことではないかと思います。



内閣不信任決議案否決の政変劇について
自民党が6月1日に内閣不信任決議案を提出し、2日に否決された。

内閣不信任決議案に対して、民主党の小沢グループが当初、賛成する向きとの情報があったが、
管直人が採決前に早期退陣を示唆したことで、投票は自主投票となり、当初、不信任決議に賛成していた民主党議員も反対から賛成、棄権に転じるなどして、この政治劇が終了した。

国民はこの震災の緊急時での権力闘争に冷やかな見方を示している。


木星が管直人の出生図の5室に入室する直前の5月6日に「浜岡原発停止要請」をし、その後、実際に停止されるなど、木星が5室に入室した効果によってよい政治判断を示している。


現在、トランジットの土星が管直人の10室で逆行し、10室に在住する太陽を傷つけて、
4、7、12、9、11、6室などにアスペクトしており、ケンドラを傷つけると同時にモクシャハウスにアスペクトして、彼にとっては試練の時期である。

太陽は権威を表し、内閣不信任決議案提出というのは、権威に対する攻撃、批判である。


管直人はチャラダシャーが魚座で、魚座から8室にAMKとGKが在住しているため、政権を取ってから、
ずっと政権は安定しない。

然し、ヴィムショッタリダシャーではおそらくマハダシャー火星期で、
評価や高い地位を表す11室でラージャヨーガを形成しており、簡単に退陣するとは思えない。

実際に管政権がこれだけ叩かれながらも存続してきたのは、そうした11室の強さと、それに絡むマハダシャー火星期であることが大きいと思われる。


一方、小沢一郎は、木星がラグナ、月からみて9室に入室しているのであり、
検察の攻撃などから逃れて一定の幸福感が得られる時期であるとは思えるが、
然し、9室は10室(地位、権力)を損失するハウスのため、実際、小沢一郎が今、政権に対して、
何もできないのはそういうことである。

今回の政変についても、小沢一郎のシナリオとは全く違う動きとなって、
特に不信任決議前に行われた鳩山由紀夫と管直人の会談について聞いていないと激怒したそうである。

管直人は、その後、早期退陣を示唆することで、管政権に反対票を転じようとしていた小沢グループを分裂に招き、

その後、内閣不信任決議案が否決された後、全く退陣時期を明らかにしないことで政権の延命に成功している。

この小沢一郎のシナリオ通りに進まない展開は、現在、小沢一郎の出生図の2室で逆行する土星が、
中断、変化、災難の8室にアスペクトし、更に10室の太陽にもアスペクトしている結果ではないかと思われる。

(つまり、小沢一郎は自民党の不信任案提出に乗じたことで災難を被ったと解釈もできる)


そして、今後、土星が3室天秤座に入室して、9室にアスペクトし、9室にダブルトランジットするため、
小沢一郎は民主党内で、再び、権力の地位を握ることはないだろうと思われる。


自民党の不信任決議案提出に乗じた小沢一郎の政変は失敗に終わり、辛うじて、棄権することにより、
追加処分は免れたが、求心力の低下は避けられない。


そして、早ければ今年の8月には、小沢一郎のマハダシャーは土星期に入っていく。

土星は6、7室支配でラグナロードで地位の10室に在住する太陽に接合して、太陽を傷つけている。

従って、今回の政変の失敗により、小沢一郎への風当たりは強くなり、政界での実権を失っていくものと
思われる。


一方、管直人は今回の政権の執行部による戦術により、延命し、もし11月まで延命出来れば、
土星がウパチャヤの11室に入室して、11室にダブルトランジットが形成されるため、
政権への批判が終わり、逆に政権運営に一定の評価を得るような状況が生まれてきそうである。

管政権は不安定ながらも長期政権化する可能性を秘めていると思われる。


小沢が好きか嫌いかという問題ではなく、占星術上の事実として、今回の政変劇は、土星と木星のトランジット通りに展開していることがよく分かる。





資料:内閣不信任案提出へ
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内閣不信任決議案、3党で提出…2日採決へ
読売新聞 6月1日(水)18時0分配信

 自民、公明、たちあがれ日本の野党3党は1日夕、菅政権に対する内閣不信任決議案を衆院に提出した。

 衆院議院運営委員会は理事会で、2日午後の本会議で採決することを決めた。3党とみんなの党は賛成し、共産、社民両党は棄権する方向だ。民主党では小沢一郎元代表、鳩山前首相、原口一博前総務相らが賛成を表明するなど、多くの造反議員が出る見通しで、不信任案の成否は予断を許さない状況だ。民主党は分裂含みの展開で、事態は緊迫の度を増している。

 自民党の谷垣総裁は1日午後の党首討論で、菅首相に「お辞めになったらいかがか。東日本大震災の復旧・復興をあなたの下でやっていくことは不可能だ」と退陣を要求した。首相は「国民の大部分は、震災の復旧復興、原発事故の収束を強く求めている。その責任を果たしていかないといけない」と拒否した。谷垣氏はこれを受けて公明党の山口代表と会談し、不信任案提出を決めた。

 共産党の志位委員長は1日夜の記者会見で、「自民党などには、可決後の展望がない。賛成票を投じれば、党略的で無責任な行動に手を貸すことになる」と述べ、不信任案採決を党として棄権する考えを示した。社民党も1日の両院議員総会で、棄権する方向で一致した。

 小沢元代表は1日夜、都内のホテルに自らを支持する民主党衆院議員70人を集め、不信任案賛成を表明した。その後、元代表は記者団に、「政権をゆだねられた本来の民主党のあり方に戻さないといけないという意味で、本会議も対処する」と述べた。元代表を支持する東祥三内閣府副大臣、鈴木克昌総務副大臣、三井辨雄国土交通副大臣、内山晃総務政務官、樋高剛環境政務官は1日夕、首相官邸を訪れ、不信任案に賛成するとして辞表を提出した。

 鳩山氏は1日夜、都内で開かれた自らのグループの会合後、記者団に不信任案賛成の意向を表明した。原口氏も国会内で記者団に、東日本大震災への対応などへの不満を理由に賛成を明言した。党執行部でも「50〜60人は賛成するだろう」という見方が出ている。

最終更新:6月1日(水)23時45分
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資料:内閣不信任案否決へ
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内閣不信任案:小沢元代表に近い議員ら反対に転じ否決

内閣不信任決議案の否決後、記者の質問に答える鳩山由紀夫前首相=国会内で2011年6月2日午後3時31分、久保玲撮影
 菅直人首相は2日の民主党代議士会で、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の対応に一定のめどをつけた段階で退陣する意向を表明した。これを受け、自民党など野党3党が提出した内閣不信任決議案に当初、賛成を表明していた鳩山由紀夫前首相や、小沢一郎元代表に近い議員らのほとんどが反対に転じ、不信任案は同日午後、反対多数で否決された。元代表自身は採決を欠席した。

 不信任案には、民主党と国民新党・新党日本などが反対。自民、公明、たちあがれ日本、みんなの党などが賛成した。共産党は棄権し、社民党は欠席。民主党からは2人が賛成し、元代表を含む15人が欠席・棄権した。同党執行部は、同日夜の役員会などで賛成者を除籍(除名)とし、小沢元代表の処分は見送ることを決めた。元代表以外の欠席・棄権者は岡田克也幹事長が事情を聴いた上で判断する。

 首相は代議士会で「震災への取り組みに一定のめどがついた段階で、若い世代にいろいろな責任を引き継いでほしい」と発言。同日午前の首相との会談後、代議士会に臨んだ鳩山氏は「震災復興基本法案を成立させ、11年度2次補正予算の早期編成にめどをつけた段階で身を捨ててほしいと申し上げ、首相と合意した」と、早期退陣で一致したとの考えを示した。

 また首相は、(1)民主党を壊さない(2)自民党政権に逆戻りさせない(3)復興基本法案の成立と2次補正の早期編成のめどをつける−−ことについて鳩山氏と文書で合意したことを明らかにし、鳩山氏も不信任案への反対を呼び掛けた。鳩山氏の翻意で、民主党内の大量造反の動きは事実上、封じ込められた。

 ただ首相は代議士会で、具体的な時期には言及しなかった。そのため、鳩山氏が不信任案否決後、「(退陣が)夏では遅すぎる」と話したのに対し、岡田幹事長は「復興法案成立や2次補正編成と退陣は必ずしも直結しない」と指摘。首相退陣の時期が、党内対立の火種になる可能性が高い。【松尾良】

毎日新聞 2011年6月2日 21時45分(最終更新 6月3日 1時34分)
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内閣不信任案:賛成、欠席、棄権者リスト
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内閣不信任案:賛成、欠席・棄権した民主党議員

 2日の内閣不信任決議案採決で賛成、欠席・棄権した民主党議員は次の通り。(敬称略)

 【賛成】

 松木謙公、横粂勝仁

 【欠席・棄権】

 小沢一郎、田中真紀子、内山晃、太田和美、岡島一正、古賀敬章、石原洋三郎、笠原多見子、金子健一、川島智太郎、木内孝胤、黒田雄、瑞慶覧長敏、三宅雪子、三輪信昭

毎日新聞 2011年6月2日 21時14分
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資料:小沢一郎の動き
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小沢元代表:米紙に、菅首相の早期交代求める発言

民主党の小沢一郎元代表

 民主党の小沢一郎元代表は27日付のウォールストリート・ジャーナル日本版(電子版)のインタビューで、菅直人首相の政権運営について「菅政権は国民の支持を失っている。政策の実行ができないのなら総理をやっている意味がない。一日でも早く代わった方がいい」と述べた。自民、公明両党が今国会に提出する内閣不信任決議案に賛成する意向を示唆したとみられる。

 小沢元代表が菅首相に対する退陣要求を公言したのは初めて。小沢元代表は菅政権に関し「放射能汚染に対する認識がまったくない。(震災対応も)役所に任せきりで、民主党が目指した政治とはほど遠い」と批判。ポスト菅の候補については「何人でもいる」との見方を示し、自らの政治活動についても「もう一仕事やらねばならない」と述べた。

 小沢グループは不信任案賛成を前提とした署名集めをしているが、グループ内もまとまっておらず、可決に必要な約80人の造反議員の確保は難航している。小沢元代表の発言には自ら首相交代を求める姿勢を鮮明にすることで、不信任案可決に向けた流れをつくる狙いがあるとみられる。

【葛西大博】

毎日新聞 2011年5月27日 21時39分(最終更新 5月27日 22時25分)
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資料:今回の政変劇の分析
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菅、鳩「退陣合意」は仙谷・枝野の巧妙なワナだった!?
2011.06.04 ZAKZAK

 菅直人首相の退陣“ほのめかし”発言は、民主党の枝野幸男官房長官、仙谷由人正副官房長官、岡田克也幹事長ら政府・民主党の幹部が仕組んだ、巧妙な戦術だったことが4日までに明らかになった。鳩山由紀夫前首相が首相との直接会談で取りつけた“言質”であればこそ、小沢一郎元代表の反菅グループも、自主投票に方向転換したが、首相サイドが1枚も2枚も上手だったのか。東日本大震災の被災者そっちのけで繰り広げられた、豪腕&ルーピーと、ペテン師の化かし合いの真相とは−。

 「許し難いペテン師」

 「男として、人間として、あるまじき態度」

 不信任案否決から一夜明けた3日、夕刊フジの単独インタビューに応じた鳩山氏は、“合意”したはずの退陣時期を先延ばしする菅首相の姿勢を厳しく断じたが、すべてはあとの祭り。

 小沢、鳩山両氏を中心に展開したはずの、内閣不信任案採決をめぐる攻防。否決に大きく響いた首相の「退陣発言」や、日付もない“合意文書”の署名拒否も、すべては菅首相を中心とする政府・民主党執行部の筋書き通りだった。

 1日夜、小沢氏と小沢氏に近い議員計71人は都内のホテルに結集し、「不信任案可決」に向けて気勢をあげていた。鳩山氏も賛成票を投じる意志を固めるなど、その数は次第に増え、メディアでは、可決に必要な造反数81を突破するのではとの見方も出始めていた。

 同じ1日夜、事態を深刻に受け止めた岡田氏、枝野氏、仙谷氏ら政府・民主党の幹部10人が集まり、必死に、票読みと対抗策を練っていた。

 衆院の民主党会派はその時点で305人。53人までなら、議員が欠けても委員長ポストを独占し、委員数でも野党を下回らない安定多数252人を維持できる。

 「造反が40〜50人までなら、不信任案の賛成者を即日除籍の厳罰処分とする“小沢切り”が決まった」(政府筋)

 しかし、小沢グループら“反乱軍”の勢力が67人を超えた場合、衆院の単独過半数を失うことになることから、採決ギリギリまで反対に転じるよう説得する方針も確認。作戦として、不信任案の採決が行われる2日の衆院本会議後に、臨時閣議の開催を決定した。

 「可決すれば最後の切り札である衆院の解散を断行すると確認する閣議−と連想させようとしたのです」(同)

 そして浮上したのが、“造反予備軍”の軟化を誘う手段として、採決直前、2日昼の党代議士会で、菅首相が「退陣」をほのめかすという案だったのだ。

 反乱軍や反乱予備軍の軟化を狙うメンバーらは首相発言の内容を調整。最後は菅首相自ら筆を入れたうえで、合意文書とはまったく無関係に、同日朝、芝博一首相補佐官から岡田氏らにメール送信されていた。

 この時、首相が信頼する北沢俊美防衛相や、鳩山氏に近い平野博文元官房長官は、同時進行状態で、まったく別の動きを見せていた。

 後に首相と鳩山氏の間で交わす3項目の「確認事項」の文案を作成していたが、岡田氏、枝野氏らの動きは知らなかった。

 「2人は鳩山氏の不信任案賛成の表明で、党分裂の危機感を強く抱き、文書合意による首相退陣と引き換えの不信任案反対という筋書きの素案を作った実動部隊。文案作成は、皮肉にも幹部10人の会議が行われていた1日夜、同じホテルの別室で行われており、結果として、幹部らの反乱軍懐柔作戦を補強するための文書を、彼らのすぐ側でせっせと作成していたことになる」(民主党中堅議員)

 同日午前11時すぎ。鳩山氏が平野氏を伴って官邸に文書を持参。首相は立会人として岡田氏を呼んだ。すでに、退陣“ほのめかし”発言による延命の筋書きが出来上がっていた首相にとって、退陣の文言も日付もない文書は正しく渡りに船の存在。高笑いをこらえる様子が目に浮かぶようだ。

 署名と引き換えに、不信任案反対の呼びかけを持ちかける鳩山氏に対し、首相は、「2人の信頼関係の中ですから(署名がなくとも)まったく問題ありません」とピシャリ。鳩山氏が折れた瞬間、首相の延命は完全に決定づけられた。

 こうして迎えた2日正午の党代議士会。合意文書とは無関係に、退陣“ほのめかし”発言を行った首相に対し、鳩山氏は合意文書が前提であると妄信し、反対票の投票を呼びかけ。小沢氏の自主投票発言も相まって、流れは幹部の読み通り一気に不信任案反対へ加速し、否決に舵が切られたのだ。

 巧妙なワナとも言える仕掛け。その後の首相の豹変を見抜いた人物もいる。野党多数の参院の円滑運営のために、首相が身を引くことを期待していた輿石東参院議員会長は、首相が最後まで退陣時期を明確にしなかったことを確認すると、電話で平野氏を怒鳴り上げたという。しかし、時遅しだった。
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